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山形県の北部、秋田県との県境に位置する金山町。金山杉という立派な木材をたくわえる、林業の町。
人口6000人弱のちいさなまちで唯一の、こどもを預かる施設である。
ホールには梁せい720の無垢材を使い、いたるところに配置された400φ以上の丸太柱が屋根に積もる2mの雪を支えている。
園のすべての場所に杉、ヒノキ、ナラ、ブナといった無垢材をふんだんに使用した。大工さんや森林組合など、まちの大人たちが子どもたちを想って作っていった。
玄関を入るとすぐ土間のサロンがあり、かまどやキッチンオーブンで大人たちがとれたての野菜を料理してくれる。地域の人たちにもおおいに出入りしてほしい。
こどもたちは自分たちの生まれ育った地域の豊かな宝でできた園舎で、木のさわりごごちやにおいを体いっぱいで受け取り、覚えていく。






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