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つくも神の家 -大地の芸術祭-
2018年7〜9月
新潟県十日町市
山川草木皆響きあり。悉有仏性。八百万の神。 アニミズムの世界を作りたい。 土で作る。 土は人間の恣意では制御しきれない形を生み出す。 土まんじゅうと太陽の光は自然の最も原理的な形と言える。 ここに内包された人間は大地を体中で享受する。 古道具を売る。 長い間人から人へ受け継がれてきた道具にはきっと付喪神が 宿っているだろう。 木工、陶器、鉄器、布、人間によって加工されたこの材料た ちの原初もまた大地すなわち土である。 人、道具、それらが時々差し込む光のなかでひとつひとつの [響き]になる。






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