​豊かな建築をつくる

ひとりのために建築空間を考えると、

世界のことを考えることになる

愛おしいものであること

1/1の世界

建築の時間スケールは長い。

たくさんのお金、人と物のエネルギーがかかるぶん、長く使っていけることが大切だ。

 

建築の寿命は、使われるかどうかで決まる。

使われ続けるためには使う人に愛されなければいけない。

とびっきり愛おしく思えるものにしよう。

なんにも特徴がないものより、どこかへんてこでも、誰かが大好きだと言ってくれることが命綱。思う存分使い倒せるものが良い。

ちょっとずつ修理しながら使っていってもらえたらいちばん良い。

胸キュンを一番大切にしたい。

地球と対話すること

1/1と1/5000万の世界

私たちは生物として地球に生きている。

だからこの地球の環境と対話しながら暮らそう。

同じ空間に「共に在る」ということを意識するだけで良い。

お天気に左右されよう

​木漏れ日の美しさに感動しよう

​大雪に悩まされながら奮闘しよう

建築空間は「無意識」をつくっている。​
​暑い日に窓を開けるとか木陰が気持ちよいとかを忘れてはいけない。

出入口がいっぱいある建築をつくりたい。

​たくさん外に触れられるから。

どんな気分になりたいか-材料の選び方

1/1の世界

ずっと触っていたくなる

ひんやり気持ちいい

いいにおい

うるさくない

​あたたかい

やさしい気持ちになる

空間は、目はもちろんのこと、体全体で感じるものだ。

木、石、竹、コンクリート、金属、プラスチック、塗料、、

材料にはそれぞれの特徴がある。

木とひとことに言っても樹種で全然ちがう。

いちばん適したものを選びたい。

そのためには、その空間でどんな気分になりたいのかをイメージすることが大切だ。

地域を知る、地域で生きる

1/1000の世界

お買い物に行ったり、仕事をしたり、習い事をするとき、

私たちは「地域」にいる。

地域を知ろう。

それは自分の生活を成り立たせるものを知ることでもある。​

​自然、文化、教育、安全、、

みんなの顔がいきいきしている地域には、必ず人々を繋げてきたなにかがある。​

建築はみんなを分断するためにあるものではない。​

建築は物質だ。物理的な境界と社会的な境界は必ずしも一致しない。

夜は保育園で地域の大人の飲み会があったり、

自分ちにコワーキングスペースがあっても面白いんじゃないだろうか。

そんな自由な発想こそが、建築を生かしてくれるのだ。